埼玉公演にダッシュした話
ソウルが1番波乱だったからその他の場所について書くつもりはなかったのだが埼玉がよくよく考えれば1番色々酷かったし楽しかったので書こうと思う。文章はつまらないので許して欲しい。
追加公演の決定はいつだったか突然発表された。今回は何もかもが急すぎる。いつものことだが。
おったまげて連番していた先輩の肩をバンバン叩いてしまった申し訳ない。
まあ何はともかくチケットよりも先にホテルをとった。
これまた関東の土地には(特に埼玉という土地には)縁もゆかりもなくどこのホテルを取ればいいのかわからず、とりあえず大宮というなんとなく聞いたことないこともないような駅のホテルを取った。
あとはチケットだけだ(最重要事項)。
色々あって手元に大量に来たチケットをなんとか捌き、来る日は来た。
私は25日公演に参加した。
前後に学校があり〜と言いたい所だが私の通う底辺私立高校は土曜日に半ドンという口からクソが出そうな(時事ネタ)システムである。
私の両親はどちらもオタクではない一般ピーポーなので、ライブのために学校休むとか早退とか1ミリも許してもらえる家庭ではない。
つまり。
学校から直接行く他なかったのだ。
その日は大変だった。
学校に泊まり込みでもするのかというようなMサイズスーツケースをガラガラと引きずりながら登校。
クラスメイトには馬鹿みたいに笑われたし教室の中で私の空色のスーツケースは異様に目立った。
授業を終わらせた私はハーゲンダッツ様で釣った友達に掃除当番を代わってもらい、学校前にタクを呼びつけるというスーパー目立つスタイルで学校を後にした。
そこから猛ダッシュで新幹線に乗り2時間半を屍のように過ごした。
問題はここからである。なんということだろう、カード類をすべて家に置いてきていた。持っていたのはICOCAのみ。ICOCAでなにができるっちゅーねん。
財布の中身を見ると2万ないくらいの札たちと遠征の時のウォンが約1万円分あっただけだった。死んだと思った。
とりあえず東京駅をおろおろとさ迷い、なんとか電車に乗った。私は顔面蒼白であったに違いない。
とりあえずホテルを現地払いにしたあの日の私をぶん殴りたかった。
ホテルに着き、お金を払って客室に入って座り込んだ。
時刻は16時50分。
目ん玉にカラコンをぶち込み、化粧をして制服のまま飛び出た。
とりあえずライブに間に合わなくては何をしに来たかわからない。
ダッシュで会場に向かい、ペンライトだけを購入し、席についた。
席はまあアリーナ前方だったからそんなに悪くはなかった。
席に着いて隣の人に飴を配った。
※私はライブの時隣の人に飴を渡す習慣がある。翌日喉に支障をきたしていただかないようにという余計なお世話。
ライブは順調に進み、ぐんもーにんないとという私のスイッチ曲が始まった。そこからしばらくの記憶は正直に申すとない。トランス状態だったたぶん。
馬鹿みたいに必死にキムジェジュンを見ることなく銀テを拾う周りのおばさんを冷たい目で見ながら頭上に降ってきた銀テを何本かだけ取って楽しく叫んだ。そんなに銀テとって何をするのか気になる。
終演後隣の人のお連れさんのような方が来た(通路を挟んで連番という鬼畜のような状態だったらしい)。銀テを持っていなかったみたいなので1本あげた。心が穏やかになった。
そこからいそいそと帰っていったわけだが手元にはまだ5本銀テがあった。
私はしょーーじき銀テ1本あれば思い出になるからいいやという多分淡白なタイプで、駅に着くまでに渡しまくった。少しお話出来て楽しかった。
そのままコンビニでおにぎりを買っていそいそとホテルに帰ってシャワーを浴びて泥のように眠った。
朝が来た。
本当にお金がなかったのでとりあえず朝イチで会場に向かった。
後ろに座った方とめちゃくちゃに話し込んで仲良くなった。座れるようにとレジ袋を2枚進呈した。私はボランティアに向いているのかもしれない。
そこからはだいたい企画会社がいかにクソかという話とジュンスがかわいいという話で盛り上がった。こういう時にあまり本命の話をしないのはあるあるだと思ってほしい。幸いオソリ様ではなくJYJオルペンの方々だったので話し込んだ。楽しかった。
店長さんとのコールアンドレスポンスから物販が始まった。
バスタオルをギリギリのところで購入でき、目的をすべて果たした。
その後、先程話し込んでいた方々とサイゼリヤでご飯を食べた。
ミユキさんとカヨコさんとカオリさんという名前らしかった(多分)。
もうめちゃくちゃに楽しかった。私は頭の中がおばさん(60年代)なので、年上の人と話しているのが一番楽しい。
仲良くなったのはいいがTwitterやら連絡先を交換するのをすっかり忘れていた。Twitterはやってらっしゃるらしかったので「この人では?」という方がいたら教えて欲しい。
開場時間まで話し込んだ私たちはそのまま解散した。
私は翌日学校がある上に学年末テストが控えていることもありそのままいそいそと帰った。
新幹線の中で財布の中を見たら58円と数100ウォンしか入っていなかった。恐ろしい話である。58円ではガリガリ君すら買うことが出来ない。
こうしてドタバタの埼玉公演を終えた私はカード類の大切さを学んだ。強く。
今回は書くことがなかったので短く済んだ。よかった。
ほんとにカード類を忘れないように気をつけたい。家訓にする。