how come you can't see me

寝ても覚めてもキムジェジュン

おたくってギャンブラーな話

 

 

お久しぶりなブログすぎて何書いていいかわからない。
とりあえず今回のギャンブルの説明をば。

 

推しはキムジェジュン。職業はアイドル。あと社長。
自らのブランドを立ち上げさらには渋谷のド真ん中にビルをおったてた。
名前はKAVEMALL。

私はみいこ。職業は高校生。あとアルバイター
受験を控えピリピリムードさらには除隊後のアジアツアーにほぼ全財産を費やしたバカ。
特技はHENGAO。

 

 

前振りはさておき先日遂に魔のKAVEMALLが渋谷にオープンされた。
それに伴って開催されたオープニングセレモニー。


それがまた私の脳内社会で大きな波乱を呼んだ。


前にあったMOLDIRのイベントもなかなか鬼畜だったが今回ほど酷くはなかった。色々。


まず私はチケットを確保していない状態で眠らない街トーキョーに乗り込んだ。この時点で割とギャンブルみが強いけれどそれは一旦置いておこう。


朝9時からポップアップストアが始まって抽選で当たりますよ〜紙袋の底にチケット入ってますよ〜みたいなイベントらしい。
きっかり朝9時に始まると思って待っていた。
雨も降っていたので音楽を聴きながら待った。BGMはあみんの待つわである。
だが9時になっても始まらない、あみんの待つわもn回は聴いた。


結局9時40分くらいになってようやく入場が始まり、ようやく戦いが始まった(すでに始まっていたという説もある)。


正直ぱぱっと当ててさあやぴょんと東京観光でもするつもりだった。
なんせポップアップストアだけで500人も当選者を出すんだから、とタカをくくっていた。


だが現実はそんなに甘くなかった。

 

まあ当たらない当たらない。


4周くらいした辺りで愛しのさあやぴょんと合流した(と思う)。
もう死にたいとか言いながら戦場で仲良くなった方達と一緒に並び続けて、高い方が当たるのではとか言いながらイチキュッパのグラサン割り勘で買ったりしていたがまあ当たらない。しんだ。

 

 

こんなキレツイートまでする始末だった。

 


一旦離れて夕方くらいにまた来よう!という話の流れになり、一旦お昼ご飯を食べることに。
ロイヤルホストへ行ったのだがこの時点で5周して2万円強を使っていた私には先が見えなかった。このペースで午後も行ったら我が家に帰れない。
戦場の外でメニューとの戦いが終わり、コスモドリアを食べた。しかも仲良くなった方が払ってくださった。涙が出るかと思った。


午前中4時間滞在した中で見かけた当選者は20人いるかいないかくらいだった。
もう半泣きでカフェにもいたレジの店員さんに半泣きになりながら当たらねえと帰れねえって訴えた。今思うとひたすらに迷惑な客である。
かわいい男の店員さんを困らせてボクノココロガイタイデス(スタッフは全員韓国人)とまで言わせた手前当てないわけには行かない。


満を持して午後の部(気持ち的な意味で)に挑んだ。
午前で散々ディスっていたKAVEのハンドミラーを購入。当たらない。


すると突然MOLDIRが5時になったら全品半額セールをするとかなんとか言い出した。何を言っているんだこの韓国人。今まで出した金返しやがれ。


仕方ないので入場時に渡されたカタログを見つめ、1番MOLDIRで安かったクソ地味なキーリングを手に握り5時を待った。
キーリングは2160円が定価で半額ということは1080円。
正直こんなに安いもので当たる気がしない(この時点で金銭感覚は狂いに狂っていた)。

レジに並び、これまたカフェにもいた店員のお姉さんにそこそこ素っ気なく紙袋を渡されたので、ああこれは終わったと思いながら紙袋の底を探るとチケットがあった。


あった!!!!!と声にならない叫びをあげ、レジを出たところで膝から崩れ落ちた。
当たったぁぁ!!と泣きながらレジに並ぶさあやぴょんを見ると、何故か彼女は既にチケットを確保していたにも関わらず泣いていた。


7周目でやっとこさ当たったわけだが並んでる間にお話したお姉さま方にめちゃくちゃにおめでとうと声をかけられさらに涙が止まらなかった。多分チケット当たってこんなに泣いていたのは私だけだったのではないか。

先ほど半泣きになって迫り困らせてしまったレジのお兄さんにも遠くから報告、笑顔で丸を作ってくれた。嬉しかったのだが私の頭の中には白鶴、丸!と漁師のおじさん達と丸を作る笑顔の氷川きよしがいた。


とにかくその場で一緒にいた人はみんな当選したので一日目をようやく終えた。
とにかく長い1日だった。
台湾で過ごしたあの日の次に長い1日だった。

まじもんのギャンブルでしかなかった。3万円賭けて当たらない時もあれば1000円で当たることもあるのだ。


このあとも色々あったが割愛。

 

2日目の朝、会場近くのホテルから様子を伺っていたさあやぴょんから連絡を受け整理番号の書かれた紙をもらいにまた会場へダッシュで向かった。
9時に列形成で10時から配布予定だったにも関わらず結局9時すぎから整理番号の書かれた紙は配布され始めた。なんて日だ。


10時配布だと間に合わない!!と思っていた推しの来日にこれは間に合ってしまうではないか、と前日によくしていただいた方にまたお世話になり、車でそのまま羽田空港へ。
みんな同じ考えで羽田空港はえげつない数の人がいた。


いつも日本の空港にいるマッキーさん(SPの方)が来ず、おしくらまんじゅうで地獄でしかなかったが青チェックシャツに白Tシャツに黒のパンツという絶好調なビジュアルの推しを見るためならなんでもよかった。とにかくかわいかった。


渋谷のショップに視察に行くんだろうなと思いつつもいいとも事変を思い出し、私たちが渋谷に行くことは無かった。
結論から言うと推しがきた。


それはそれはもう渋谷は大パニックだったようで、後々渋谷でのパニックを映した写真を見た私の弟に「ゾンビ」と言わしめるほどにはやばかった。
正直心底行かなくてよかったと思った。元来私は人混みが嫌いな人種である。


無事イベント会場に戻り整列の声がかかったが100人単位で立てられた看板の前に並ぶのだが何故かそこの番号は関係ない、中で整列し直す。とかいいだすから驚いた。どんな二度手間やねん。

ようやくイベントが始まったわけだがキムジェジュンなんと関係者席でずっと着席してくれていたのでイベントの2時間ほぼずっとキムジェジュンが視界の中に収まっていた。奇跡だ。撮影もし放題だった。奇跡だ。

謎のLINEライブ中継は置いておいて。

だがイベントはスタンディング、空調もさして効いておらず結構な地獄だった。途中で後ろの方から体調不良の人が出たと叫んでいる人がいたが、全員韓国人スタッフの弊害がここで発揮された。

呼んでも呼んでも気づかない。
日本語が通じないから救急車ー!とか叫んでも歓声にしか聞こえないらしい。
なんてこった。

大慌てで韓国語で叫ぶとようやくゆっくりスタッフがこっちを向いた。
いや遅いわ。推しの現場で勇気振り絞って多分LINEライブにちょっと音声乗るくらい大声で叫んだのに振り返るの遅いわ。

その後どうにかスタッフが通されどうにかなったらしい。
お陰で私の喉はガラガラだ。


ステージにいる唇プルプルの推し31歳男性を見て自分のガサガサな唇が悲しくなった。


その後予定では一曲歌うはずだった推しが歌わずに退場してイベントが終わってしまったので若干不完全燃焼ではあったがドラマ撮影が押しているみたいなので仕方ない。とその場を去った。

一緒に動いてくださった方と羽田空港で田舎に泊まろうさながらのお別れをし、さあやぴょんと2人で宿無し芸人ホームレス女子高生をキメた。

 


次の日、さあやぴょんと2人でKAVE CAFEに向かった。めっちゃ人いた。
直前になってまさか件の男の店員さんがいたら気まずいからやだとかなんとか言ってようやく通されたと思ったらいた。お兄さんいた。
私たちの方を見てはっとなりイベントどうでしたか?楽しかったですか?なんて聞いてくれた。危うく惚れかけた。

 

入って注文しようと店員さんを呼ぶと一昨日のお姉さんが来た。2度目の奇跡の再会。(奇跡ではない)


お姉さんが伝票を開き、注文を聞こうと顔を上げ、私の顔を見て、あ。と一言声を上げた。そんなに印象的な客だったのか。


とにもかくにも注文を終え、めっちゃくちゃにオシャレなベリースムージーと脳みそ(2人で命名)を食べ終わるとお兄さんがやってきて

「えっと九州?ちがう...京都から来たんですよね?いつ帰りますか?」

なんて聞いてきた。なんだこの人アイドルか。アイドルなのか。
ポップアップストアでウン百人と相手してきて昨日なんて1度も会ってないのになぜ私事細かな情報を覚えている。エスパーか。(たかがチケット1枚に大騒ぎしたからでファイナルアンサー)


今日帰ります〜と言うと次いつ来ますか〜?って言うからさあやぴょんと2人で「ジェジュンが東京に来たら来ます」と即答した。おたくだぁ!逃げろ!

 

そんなこんなでドタバタ☆金欠遠征☆が幕を閉じたが私が行ったキムジェジュンの現場で一二を争う過酷さだった。メンタル的な意味で。

 

 

危うく例のカフェのお兄さんに推し変しかけたのはここだけの話。